ありがとうございました。
公演前にあらすじをお伝えしないで、ごめんなさい。
わたしは秘密が好きなの。あまり詳しい情報がなくて芝居は観たほうが、わたしは楽しいと思っているの。
あらすじ
旧ユーゴスラビアから婚約者を追って、英国の近郊カムデンタウンに到着した鳥のグルーミー・サンディー。
でも婚約者の英国犬ミカエルには、恋人(おかま猫のチャーリー)がいました。
犬ミカエルはミュージッシャンで恋多き男で、グルーミー・サンディーに「英国で結婚をしよう!」と嘘をついていたのです。
鳥グルーミー・サンディーは決して若い年齢ではないから、結婚願望が強いのでとても心を痛めてしまいます。
グルーミー・サンディーはカムデンタウンの広場で
『墓堀りパフォーマンス』をしているソ連出身の老犬トランプ、元俳優に出会います。
老犬トランプはグルーミーを優しく励ましてくれます。
でもミカエルに騙されてしまったグルーミーの辛い心は、なかなか癒えません。
煙草を沢山吸う、お酒も一杯飲むの繰り返しで、グルーミーは精神状態がおかしくなっていくばかりです。
そんな様子を遠くから見ていたミカエル・バンドのドラマーのフランス犬ロートレックの思いつきから、
なんと、老犬トランプと鳥グルーミー・サンディーは結婚することになってしまいました。
Happy End !



左側から おかま猫チャーリー:久野壱弘 猫ザック:TERU 犬 ミカエル:山本伸吾 老犬トランプ:常松靖彦
鳥グルーミー・サンディー:メロディー・フランセーズ 犬ロートレック:SHINTARO

*幕開けの歌『Paint a Black』

*婚約者の犬ミカエルを追って、旧ユーゴスラビアから英国に飛んできた鳥グルーミー・サンディー

*カムデンタウン広場でストリート・パフォーマンス「墓堀りパフォーマンス」をしているソ連出身の俳優老犬トランプ。

*鳥グルーミー・サンディーは老犬トランプと出会いました。

*カムデンタウン広場で、ライブをしている婚約者犬ミカエルと再会した鳥グルーミー・サンディー
ミカエルが、グルーミーに「俺の国、英国で結婚をしよう!」と言ったのは嘘でした。
実は、犬ミカエルはおかまのチャーリーの恋人だったのです。

*犬ミカエルに裏切られて振られてしまった鳥グルーミー・サンディーは、
老犬トランプの『墓堀パフォーマンス』を試みてみます。

*老犬トランプが歌う『Miss You』を聞きながら、『墓堀りパフォーマンス』を試みています。

*鳥グルーミー・サンディーは『墓堀りパフォーマンス』を試みながら、
老犬トランプの歌にのりながら一緒にステップ、ステップ!

*老犬トランプは傷心している鳥グルーミー・サンディーを励ましてくれました。

*ミカエル・バンドのドラマーの犬ロートレック

*ミカエル・バンドのベース担当の猫ザック

*鳥グルーミー・サンディーも彼らと一緒にロックを楽しみました。

*野良犬のジンジャーと一緒に『As tears go by』を歌いました。

犬のロートレックは、バンドのリーダーミカエルに騙された鳥グルーミーの様子をみていました。
ある思いつきが浮かびました。
それは鳥グルーミーと老犬トランプを結婚させることでした。

犬ロートレックの計らいで、鳥グルーミー・サンディーと老犬トランプは結婚することになってしまいました。

老犬トランプ「えっ!結婚!どうして?なぜ?」

犬ロートレック「とても似合いのカップルですよ!いつまでもお幸せに!」
老犬トランプ「俺の気持ちはうつろだな〜?」
鳥グルーミー「とても嬉しい!幸せだわ!」

Happy End!
写真:小杉朋子